近所のスーパーでよく見かける超美尻のフィリピン人女性に声をかけてみたら、彼女の人脈がヤバすぎて後悔した話。(追記あり)

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近所のスーパーでよく見かける超美尻のフィリピン人女性に声をかけてみたら、彼女の人脈がヤバすぎて後悔した話。(追記あり)

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「チャイエス店外日記」

なかぞの 0 732 2023/11/09
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水商売系の外国人の周りには、概して怪しい危険なにおいがまとわりついているものです。かつて、そのことを痛感した出来事がありました。
じつは今年の5月にも、こんなことがあったのです。

近所のスーパーで見かけた超美尻の女性

その女性を初めて見たとき、私の視線は彼女のヒップに釘付けになってしまいました。めったにお目にかかれないほどの美尻だったのです。

彼女はジーンズをはいていたのですが、あんなに綺麗なヒップラインは、雑誌のモデルやグラビアアイドルくらいしか見たことがありませんでした。

単にお尻の形が綺麗なだけではなく、ウエストや脚のライン、太さなどのバランスも申し分なく、とにかく下半身の形が美しい女性だったのです。

彼女はどことなく幼い印象を与える顔立ちで、見ようによっては高校生くらいと言えなくもなかったのですが、平日の昼間に買い物をしていることを考えると、見た目よりか年齢は上なのかもしれないと思いました。

まさしく理想のヒップラインのその女性。この機会をおいそれと見逃すわけにはいかないと思った私は、チャンスをうかがって、勇気を出して声をかてみようと考えたのでしたが、
結局その日は声をかけるタイミングをつかめず、次回に持ち越すことになりました。

その週末、また同じスーパーでその女性を見かけました。ところがその日、彼女はひとりではなく、小学生くらいの女の子を連れていたのでした。

親子?姉妹?彼女が幼い顔立ちをしているため、どちらとも判別がつきません。

若いママさんかなぁ…それともやっぱり姉妹かなぁ…。そんなことを考えているうち、またしても声をかけるタイミングを逃してしまいました。


その後しばらく、彼女を見かけることがありませんでした。そしてようやく次のチャンスが訪れたのは6月の半ば、梅雨入りする少し前のこと。以前とはべつの近所のスーパーで買い物をしていたときでした。

レジ前の列に並んでいると、後ろのほうから聞き慣れない外国語が聞こえてきました。何気なく声のするほうを振り返ると、一見してフィリピン人とわかる女性5~6人のグループがいたのですが…。

その中に2人、日本人ぽい顔立ちの女性がいて、そのうちのひとりが、なんとあの最高ヒップの彼女だったのです。

彼女は日本人ぽい顔立ちをしていましたが、じつはフィリピン人だったのです。いっしょにいた女性たちと同じようにタガログ語(だと思います)を話していました。

さらに、そのグループの中には私の知っている女性もいました。私が酒屋で働いていた頃によく配達に行っていたフィリピンパブのママでした。

その店は、元ヤクザで人身売買のブローカーをしている男が経営していて、私自身、何度か怖い思いをしたこともある、あまりかかわりたくない店でした。しかしママは気さくで親切な女性で、私は好感を持っていました。

あのママがいっしょなら…と思い、私は思い切って声をかけてみることにしました。

「あー、お兄さん久しぶりですねー」
「ママも元気そうで」

以前より少しぽっちゃりしたママと挨拶を交わししつつ、私は目当ての美尻の彼女にもさり気なく話しかけてみました。

「あそこの○○スーパーでよく買い物してますよねぇ?」

私の問いかけに少し驚いた様子の彼女でしたが、私がママと知り合いだとわかったので、すぐに打ち解けてくれました。彼女が「ニキ」と言う名前だとわかりました。顔立ちは日本人ぽいですが、名前はラテン系のようでした。

いっしょにいた女性陣の中から、「ナンパ!」「新しい彼氏!」という声が上がると、さらに他の女性が「あなたたちもうエッチしたか?」などと言い出し、私と美尻の彼女を冷やかし始めました。

日本人の女性なら、初対面の男性が相手だともう少し警戒したり距離を取ると思うのですが、この点、フィリピンの女性はオープンなように感じられます。

「今からわたしの家でパーティーするけど、お兄さんも来ますか?」

スーパーを出てからもしばらく立ち話をしていると、ママが私にそう言いました。
願ってもないチャンスに、私は二つ返事でオーケーしました。

乱交パーティー寸前の盛り上がり

フィリピンパブに行ったことがある人ならわかると思うのですが、フィリピンの女性たちは酒が入るとフィーバーします(人にもよりますが)。

ショータイムが設けられているフィリピンパブも多く、客の前で歌ったり踊ったりしてくれます。たまにフィーバーしすぎてストリップのような展開になってしまうこともあります。

その日のパーティーもけっこうな盛り上がりで(彼女たちにとっては普通のことのようでしたが)、その陽気さに私などは少々あっけに取られてしまったほどでした。

私の他に、フィリピンパブの常連客だという中年男性がふたり遊びに来ていたのですが、彼らはそういう雰囲気に慣れている様子で、賑やかな音楽をバックに、彼女たちといっしょに歌ったり踊ったりしていました。

そのうち女性のひとりが服を脱ぎ始めると、他の女性たちもそれにならってストリップのようなことを始めました。その中には私の目当てのニキもいました。

その様子をママと私のふたりだけがソファーに座って見ていましたが、はめを外した男性ふたりが半裸の女性たちに絡みついていくと、私もだんだん我慢できなくなってきました。

「あなたもやってみたら?」

ママに背中を押され、リミッターが外れた私は、飢えたハイエナのように涎を垂らしながら、美尻の彼女に向かって飛びかかって行きました。

ふたりの男性はすでに女性の胸や下半身に手を伸ばしていましたが、私はさすがにそこまでするのは抵抗があり、彼女の腰に手を回すくらいにとどめていました。

すると、彼女のほうから積極的にアプローチをかけてきたのでした。

体を密着させると、いきなりディープキスをしてきて、自分の下半身を私の下半身にぐいぐい押し付けてきました。私の股間のイチモツはあっという間にフル勃起状態となってしまい、危うく暴発させてしまうところでした。

さらに、彼女が誘惑するようないやらしい目つきで私を見ながら腰をくねらせ、私の勃起したイチモツを撫でまわしてきたのです。

私は今にもフィニッシュしてしまいそうなくらい興奮していました。これ以上エスカレートしたら乱交パーティーになってしまうのではないかと思いました。

すぐそばで同じように下半身を勃起させているふたりの男性を見ると、興奮はしているものの、それ以上エスカレートする様子はなく、こういった展開の中にも一定の線引きがあることがわかりました。

パーティーのあとトイレに行くと、案の定パンツの前の部分が我慢汁でべっとり濡れていました。

フィリピン女性とストリップ劇場へ行ったあと…

フィリピン女性たちのホームパーティーに参加した日から一週間後の土曜日、こんどはストリップを見に行かないかと誘われました。

メンバーはパーティーのときとほぼ同じで、常連の男性客ふたりと、そしてもちろん美尻のニキちゃんもいっしょです。

コロナ禍にストリップ劇場なんか行って大丈夫か?と少し不安はありましたが、目当ての女性がいっしょに行くとなれば、やはりそのチャンスを逃すわけにはいきません。またしても二つ返事でオーケーしてしまいました。

ストリップ劇場は時短営業で、座席もソーシャルディスタンスが保たれていたため、ニキと隣どうし体を密着させて観劇することは叶いませんでしたが、ショー自体はすごく楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。

そのあと難波へ出て、ママの行きつけだという和食の店で夕食を取り、現地で解散となりました。

ふたりの男性が、それぞれお気に入りの女の子をともなって次の場所へと移動するのを見て、私も思い切ってニキを誘ってみました。

「このあと、ふたりでどこか行く?」

私が聞くと、彼女は人差し指を鼻にあてて少し考えたあと、「バーで飲みたい。わたしの知ってるバーが近くにある」と言い、ニコッと笑いました。

彼女の美しいヒップラインをときどき横目でチラ見しながら10分ほど歩くと、ZIMAとハイネケンの看板がかかったドアの前で彼女が立ち止まりました。

バーというよりパブのような雰囲気で、賑やかなBGMが流れていました。客の半分くらいが外国人で、いわゆるイングリッシュパブというところなのかな?と私は思いました。

「今日は友だち来てないみたい」きょろきょろと店内を見回す彼女。

フィリピン人の女友達がよくこの店に来ているのだと言い、カウンターに座ってビールを注文したあとも、私との会話をそっちのけでスマホをいじってばかりいましたが、結局その友達とは連絡がつかなかったようです。

彼女とホテルに行きたくて、ビールを飲みながらずっとうずうずしていた私。ようやく店を出たときには、すでに10時を回っていて、人通りもまばらになっていました。

今からホテルに行ったら終電に間に合わないのは明らかでしたが、いざとなればタクシーで帰ればいいかと思い、私は思い切って彼女をホテルに誘ってみました。

「うーん、どうしようかなぁ…」彼女はまた人差し指を鼻にあてて考えていました。

「もう遅いから、やめときます。またこんど誘って」そう言うと、彼女はスマホを取り出し、LINEを交換してくれますかと聞いてきました。

ちょうどそのとき、彼女のスマホに電話がかかってきました。先ほどのバーで連絡がつかなかった女友達からでした。

「わたし、これから友達と会うことになったから、お兄さんとはバイバイね」

私が少しばかりあっけに取られていると、彼女が「いつでも誘ってください。こんどはホテル行ってもいいよ」と言い、私のほうへ顔を寄せ、軽くキスをしてきました。

「じゃあね、お兄さん、おやすみなさい」

そう言って足早に立ち去る彼女の美しいヒップラインをぼんやりと眺めながら、私は小さく溜め息をつきました。この溜め息が、のちに後悔の溜め息に変わろうとは、そのときは思いもしませんでした。

彼女のヤバイ関係

LINEを交換したものの、彼女から連絡が来ることはなく、私のほうも仕事が忙しかったせいもあり連絡できずにいました。

それからしばらく経ったある日曜日のこと。行きつけの中国エステで遊んで帰る途中、歓楽街をぶらぶらしていると、そこで偶然、ニキを見かけたのでした。彼女は一見してフィリピン人とわかる女といっしょでした。

彼女と並んで談笑しながら歩くそのフィリピン人の女を見たとき、私は彼女と知り合ったことを少しばかり後悔しました。

そのフィリピン人が、けっこうたちの悪い女だったのです。そのあたりを縄張りにしている暴力団の組員とつながっていて、以前、その歓楽街で客引きの若い男ふたりが金属バットで殴られるなどの暴行を受けた事件の現場にいたと聞いていました。また、違法薬物の売買にもかかわっているという噂もありました。

その女はよく歓楽街で見かけることがあり、ショートパンツやミニスカートをはいていると、片方の太腿から足首までびっしりと入れ墨が入っているのが見えました。

悪い噂を聞いているせいか、女がガラの悪そうな男といっしょに歩いていると、路上をふさぐように立っている客引きの男やガールズバーの若い女の子たちが一斉に散らばり、道をあける光景を見たこともありました。

遠ざかっていくニキの後ろ姿を見ながら、私は思わず溜め息を漏らしてしまいました。あんなたちの悪い女と、美尻の彼女がつながっていたことにショックを受けました。

あきらめたくはなかったのですが、ああいった人種がかかわっていることを考えると、彼女と付き合うのは避けたほうがよさそうに思いました。

それ以来いちども彼女とは会っていませんし、連絡も取り合っていません。しかし、ときどきあの理想のヒップラインを思い浮かべ、つい溜め息がこぼれてしまうことがあります。

彼女がヤバい病気にかかっていた!

新型コロナウイルスの感染拡大は収まる気配を見せず、ちょうど4回目の緊急事態宣言が発出された頃、私は久しぶりにあの美尻のフィリピン人女性「ニキ」を見かけたのでした。

初めて彼女を見かけたあのスーパーで買い物をして出てきたとき、ばったり出くわしたのです。

マスクをしていても、すぐにニキだとわかりました。8月だというのに長袖のパーカーを羽織っていて、私に気づくと気まずそうに目をそらしました。

その数日後、買い物帰りにまた彼女を見かけました。彼女はパーカーを羽織るだけでなく頭をフードですっぽりと覆い、重たい足取りで歩いていました。

こんな真夏の炎天下でフードをかぶって歩くなんて、よほどコロナ恐怖症にでもなっているのか、あるいはコロナに感染してしまったのか…。私は彼女の様子が気になりました。

それからしばらくは彼女を見かけることはありませんでした。

緊急事態宣言が解除されて2週間ほど経った頃、消化器内科クリニックを受診した帰りに、再びニキと出会ったのです。

前から歩いてきた彼女は普通の夏の装いをしていましたが、どこかぐったりとした様子で、明らかに体調が悪そうに見えました。

彼女は私に気づいていないのか、そのまま通り過ぎようとしました。私は思い切って声をかけてみました。

立ち止まって振り返った彼女の顔には、たくさんの赤い発疹が出ていました。両方の二の腕にも同じような発疹があり、私は彼女が何か悪い病気にかかっているにちがいないと思いました。

彼女はどんよりとした目で私を見ると、ちょっと恥ずかしそうな表情を浮かべ、軽く会釈をしたあと、何も言わずにそのまま歩き去ってしまいました。

コロナ渦で梅毒の罹患者数が急増しているというニュースを思い出しました。彼女もその類の病気にかかっているのかもしれない…。

遠ざかっていくニキの後ろ姿を見つめながら、私は溜息をつかずにはいられませんでした。

彼女がたちの悪い人脈とつながっていたこともショックでしたが、こうして病気にかかってぐったりした様子で歩く姿を見るのは、さらに苦痛でした。

それでも、相変わらず彼女のヒップラインは最高に綺麗で、その後ろ姿を見ているうちに、やっぱり彼女のことをあきらめたくないという気持ちになってきて、私はまたしても大きな溜息をついてしまったのでした。


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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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